もぐらのつぶやき日記

August 14, 2015

ドラクエ・モンハン

島響の次回の定演でやる曲を、今、選曲係が選んでいる。
定演だけではなく、地域コンサートでやる曲もある。

パートリーダーが日曜日までに希望の曲を選曲係に伝えることになっているので、私も３曲、パートリーダーに伝えておいた。

１曲は、「ドラゴンクエストによるコンサート・セレクション」
アレンジは真島俊夫さん。ロケットミュージックから出版されている楽譜だ。
ドラクエの音楽は、曲としてもよくできている。私のように、ドラクエファンの人間によっては、曲を聴くとゲームのシーンが蘇ってくる。
たかがゲームと言うなかれ。
ドラクエはストーリーが壮大で、長編小説を読むようだ。ゲームの中で経験したエピソードが、自分の思い出のように記憶に残っている。
それが蘇ってきて、なんとも懐かしい気持ちになるのだ。

２曲目は、『英雄の証～「モンスターハンター」より』
ニュー・サウンズ・イン・ブラス第４１集の中の１曲。
あのトヨタの、何ていう車だっけ？ＣＭのＢＧＭとして使われていた。
あのＣＭ、もちろんドラクエの曲も使ったし、ファイナルファンタジーの曲もＢＧＭに使われていた。
ああいうのって、誰が決めるんだろうか。誰の趣味なんだろうか。
あ、そうそう。私自身は、ドラクエもファイファンもやったけど、モンハンは１度もやったことがない。でも、音楽はかっこいい。

３曲目は、アッペルモントの「ガリバー旅行記」
中学校吹奏楽コンクールでは、毎年、どこかの学校が演奏する。それぐらい、ポピュラーな曲だ。

どれか、採用されるといいな。
できれば、ドラクエが採用されるといいのだけど。

23:59:00 | mogura | comments(0) | TrackBacks

August 07, 2015

吹奏楽コンクールの思い出（第２回）

今は変わったようだが、あの当時、Ｆ高音楽部は１０月の第２土曜日あたりに定期演奏会をやっていた。進学校なのに、１０月半ばまで３年生が部活をやっていたのだ。
しかし、さすがに夏休み中は３年生は受験勉強に専念するため、部活には出てこなかった。夏休み中は、合宿以外は１，２年生だけで活動していた。
だから、夏休み前は定演の練習の大事な時間であるわけで、それをコンクールの練習に割くわけにはいかなかったのだろう。

でも、コンクールに出たかった。全国大会は無理でも、音楽部だって県大会ぐらいには行けるのだというところを見せてやりたかった。特に、あのサッカー部の顧問に。

３年生を説得した結果、夏休みになって３年生が部活に来なくなってからコンクールの練習に取り掛かるという条件で、１，２年生だけでコンクールに出場することを認めてもらうことができた。
３年生の中の２人も、コンクールに出てくれることになった。
コンクールの指揮者は、私がやることになった。

小編成の部なので、課題曲はない。
自由曲は、定番とも言える曲、「吹奏楽のための民話」に決めた。
どうしてこの曲に決めたのかは、よく覚えていない。楽譜の棚をあさって、一番いけそうな曲を選んだような気もする。

Ｆ高音楽部は、２年生が部長をやっていた。実際には、前年の定演が終わった１年生の１０月から部長を務めることになる。私の代は、昨年一緒にコンクールを聴きに行ったＭ君が部長になった。

Ｍ君と私と、もう何人かいたかな、静岡のすみやにコンクールの申し込みに行った。なぜすみやが申し込み受付になっていたのかよくわからないが、とにかすみやの２階のレジに、申し込みに行ったのだ。

レジに行って、「吹奏楽コンクールの申し込みをしたいんですけど」と告げると、なんと返事は、
「コンクールの申し込みは、もう締め切ったよ」
だった。
言葉がなかった。
どうすればいいかわからず、一緒に行ったみんなで立ち尽くしていた。
絶句したまま立っている高校生に、店員さんが声を掛けてくれた。
「大編成なの？」
「いえ、小編成です」
「それなら、まだ受け付けてあげるよ」
ほっとした。
なんとか、申し込みをすることができた。

そして夏休み。
コンクールの練習を始めた。
最初にも書いたように、顧問の先生は練習には出てこない。スコアを読み、曲を解釈し、構成し、そして練習をしていく。
それが私の役割だった。

今にして思えば、あの頃の私は、楽典と指揮法の本を読んで独学をしたつもりになっている程度で、何もわかってはいなかった。でも、高校生なんて恐いものなしだ。自分の考えたことに微塵の疑問も持たず、ひたすら突っ走っていった。

それにしても、あの頃のコンクールって、いつやっていたんだろう？
今のように、７月から８月の初めにやったのでは、いくらなんでも間に合わないと思うのだ。
しかも、市民会館を借りてホール練習までやった覚えがある。
夏休みに入ってから練習を始めたというのは、記憶違いなのだろうか。

でも、とにかく、１，２年生プラス３年生２人の合計２７人で、「吹奏楽のための民話」の練習を始めたのだ。

（つづく）

23:19:20 | mogura | comments(0) | TrackBacks

August 06, 2015

吹奏楽コンクールの思い出（第１回）

自分自身、中学、高校と吹奏楽部に入っていたし、吹奏楽部の顧問となってからも、そして島響団員としてもコンクールに出場してきたから、合わせると何回コンクールのステージに立ったことになるのだろうか。
でも、忘れることのできないコンクールというと、やっぱり自分が高校２年生のときのコンクールだ。
この話は以前にも書いた気がするのだけど、もう掘り出すことも面倒なので、一度詳しく書いておこうと思う。
長くなりそう。２，３回に分けて書くことになるかも。

では、始まり、始まり。

私が通っていたＦ高校は、地元では有名な進学校だ。大学進学率はほぼ１００％。私の学年も、家の事情で静岡銀行に就職した人が１人いただけで、あとはみんな大学進学だった。
そんな高校で、私は吹奏楽部に入部した。Ｆ高校の吹奏楽部は、正しくは「音楽部」と言う。部員は、３学年合わせて４０人ちょっといたのかな。顧問の先生は吹奏楽をやる人ではなく、普段の練習に顔を出すことはなかった。だから、Ｆ高音楽部は、選曲も練習も定演の企画運営も、すべて生徒がやっていた。コンクールには出ておらず、もっぱら１０月に行う定期演奏会めざして練習していた。

ところで、Ｆ高校というと、なんといっても有名なのがサッカー。サッカー部は、全国大会の常連だ。
部活動の予算は、各部の部長と教員が話し合って分配するのだが、当然、サッカー部がごそっと持っていく。野球部もごそっと持っていく。吹奏楽部には、サッカー部の１０分の１程度の予算しか配分されない。楽器を新規に購入することなど、とてもできないぐらいの予算だった。

そう言えば、２年生のときにこんなことがあった。
音楽部は、学校敷地内にある合宿所で練習をしている。夏休みになると、当然、サッカー部も合宿をする。
サッカー部の合宿中のある日のことだった。
楽器置場は、顧問が寝る部屋の前にあったのだが、サッカー部の顧問が、こともあろうにティンパニの上に洗濯ロープを張って、風呂上がりの濡れたタオルを干していたのだ。よく絞って干せばいいものを、ろくに絞らずに干してあったので、ティンパニの上に水滴がポタポタ落ちていた。
当然、３年生がサッカー部顧問に抗議というよりお願いを入れた。
「あの、ここは楽器の上なので……」
言い終わらないうちに、サッカー部顧問は逆ギレして怒鳴った。
「うるせえ！顧問も出てこねえような部活が偉そうなことぬかすな！」

この一件だけで、私はＦ高サッカー部が嫌いになってしまった。恨んでいると言ってもいい。
今でも、Ｆ高サッカー部が全国大会に出場することになると寄付の依頼が来るのだが、私は今まで１円も寄付したことがない。
全国大会決勝のピッチに藤色のユニフォームが立っても、何も感じないし、当然応援しようという気にもならない。
あのサッカー部顧問は、もう何年も前に他界したが、だからと言って、恨みは簡単に消えたりしないのだ。

さて、話を１年生のときに戻して。
１年生の夏、私は同じ音楽部のＭ君と２人で、吹奏楽コンクール中部大会を聴きに行った。
当時は、Ａ編制、Ｂ編制ではなく、大編成、小編成と言っていた。
小編成の部に出場する学校は、１０校もなかったと思う。賞も、最優秀賞１校と優秀賞で、最優秀賞の学校が県大会に行けた。今のＣ編成と同じだな。

あの年、最優秀賞に輝いたのは、Ｓ工業高校。
その演奏を聴いて、私は思った。
「これなら、Ｆ高も県大会に行ける」
冷静に考えても、Ｓ工業よりＦ高の方がうまいと思った。
来年のコンクールにＦ高も出場しようと、Ｍ君と話し合った。

そして、２年生になった。
４月のうちに、今年はコンクールに出たいと、みんなに提案した。
すると、なんと３年生から反対されてしまった。

と、ここまででもうけっこう長くなってしまった。
やっぱり３回ぐらいになってしまうのかな。
続きは、また明日。

20:15:27 | mogura | comments(0) | TrackBacks

August 04, 2015

久しぶりにエレキベース

今日は、島響で久しぶりにエレキベースを弾いた。
大学職場一般の部のコンクールが終わった後、島響は次回の定演、イベントの曲の練習に入ったが、私は中学校のコンクールがあったので、落ち着いて島響に来ることができたのは久しぶりだ。
ディープパープルメドレーのエレキベースをさらっておきたかったので、今日はいつもより少し早めに来た。

エレキベースを使う日は、エレキベースとコントラバスと２つの楽器を用意しなくてはならない。エレキベースは、楽器本体の他にベースアンプが必要なわけで、コントラバスと合わせると結構な荷物になる。
今までは、それら全部を車に積んできていたのだけど、さすがに大変なので、ベースアンプは楽器庫に置いておくことにした。
それでも、準備や片付けに手間がかかることには変わりはない。

おおるりの駐車場は小さいので、すぐに満車になってしまう。そうすると、道を１本隔てた向こうにある市役所の駐車場に車を置かなくてはならない。
練習前は、おおるりの横に路上駐車して楽器を運び込んだけど、帰る時にはそうもいかない。
そこで、今日の帰りは、背中にエレキベースを背負い、右肩にコントラバス、左手で楽譜や譜面台の入った袋と、財布などを入れて持ち歩いているボディバックの２つを握った。
意外と、左右の重さのバランスがとれていた。
右肩のコントラバスが、やけに軽く感じる。ということは、背中のベースが重いのか？左手の袋が重いのか。
何度かコントラバスを担ぎ直しながら、なんとか市役所の駐車場にたどり着いた。

まあ、大型楽器をやる者の宿命か。筋トレをしていると思えばいいのだ。
コントラバスとエレキベースを同時に積んで運べるような台車って、ないものかな。

今日は天気が良かったからいいけど、雨の日はどうしよう？
時間がかかっても、車をおおるりまで持ってくるしかないか。その間、コントラバスとエレキベースをおおるりに待たせることになってしまうけど。

23:11:10 | mogura | comments(0) | TrackBacks

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