July 19, 2007
吹奏楽のクラシックとコントラバス
今日の島響の練習のメインは，チャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲。編曲は，ご存知，巨匠アルフレッド・リード。実は，先日の練習ではスッペの「軽騎兵序曲」をやっったのだが，こういうクラシックのアレンジ曲を演奏するとき，なぜかコントラバスが気持ちよく鳴る気がする。吹奏楽オリジナル曲だと，チューバの音に埋まってしまったりして，ゴリゴリとコントラバスを弾いてしまったりするのだけど，クラシックをやっていると，チューバと同じ旋律を弾いていても，自分の音が響いているのが聞こえてくる。
そういえば，いつぞや，地元の市民オーケストラにコントラバスのエキストラで参加したことがある。あのときも，楽器がよく鳴っているような感覚があった。
オリジナル曲とアレンジ曲では，音の構成が違ったりするのだろうか。
Comments
般若:
吹奏楽でのコントラバスの扱いと
管弦楽でのコントラバスの扱いが違うのでしょう。
フルートもかなり違います。特に管弦楽曲の吹奏楽アレンジだと、バイオリンの変わりをするせいでしょうか、楽器の特質を無視したひどい楽譜になっていたりします。
吹奏楽オリジナルと管弦楽曲でもちがいます。弦楽器のあるなしでしょうか、クラリネットもそうですが、管弦楽では楽器の特質が活かせるようなオーケストレーションがなされています。
そういう意味では、ホルストの吹奏楽のための組曲(第一、第二)はさすがに秀逸ですね。
管弦楽でのコントラバスの扱いが違うのでしょう。
フルートもかなり違います。特に管弦楽曲の吹奏楽アレンジだと、バイオリンの変わりをするせいでしょうか、楽器の特質を無視したひどい楽譜になっていたりします。
吹奏楽オリジナルと管弦楽曲でもちがいます。弦楽器のあるなしでしょうか、クラリネットもそうですが、管弦楽では楽器の特質が活かせるようなオーケストレーションがなされています。
そういう意味では、ホルストの吹奏楽のための組曲(第一、第二)はさすがに秀逸ですね。
(July 20, 2007 10:20 P)
mogura:
そういえば，何の曲だったか忘れましたが，クラシックのアレンジ物で，コントラバスがやけに忙しいので，オケ版の原譜を見てみたら，オケのチェロとコントラバスのパートが合体して吹奏楽のコントラバスの楽譜になっていたことがありました。
アレンジ物が，原調と違うこともよくありますね。G-DurがAs-Durになっていたりします。Ｂ♭管の楽器は演奏しやすくなるのかもしれませんが，コントラバスはえらく演奏しづらくなってしまいます。
アレンジ物が，原調と違うこともよくありますね。G-DurがAs-Durになっていたりします。Ｂ♭管の楽器は演奏しやすくなるのかもしれませんが，コントラバスはえらく演奏しづらくなってしまいます。
(July 21, 2007 10:17 P)
