December 31, 2006
2006年，土竜的十大ニュース
今年1年を振り返って，私関連の10大ニュース。長くなるので，読みたい人だけ， [more...] をクリックしてください。→
【第1位】「小中連携型基礎学力定着プロジェクト」
このプロジェクトの最終年度。11月の初めに研究発表会があった。このプロジェクトには3つの部会があるのだが，そのうちの「算数・数学基礎学力部」というところの部長を務めた。この部で研究したことは，簡単に言うと，中学校に入ってから数学でつまずかないためには，小学校の算数のどこに力を入れて指導したらいいかということだ。H地区内の小学校3校，中学校1校の中での部長ということで，いろいろな仕事に追いまくられる1年間だった。
【第２位】「N中吹奏楽部後援会長」
娘が入っているN中学校吹奏楽部の後援会長になった。今までN中吹奏楽部後援会は，コンクールの時には凍ったおしぼりだの飲み物だのを山のように持っていき，会場で生徒に配って，その後ろから団扇であおいだりということをやっていた。それを，小泉首相も驚くほどの改革をして，ほとんどやめてしまった。きっと，内部には反発もあったのだろうけど，一見冷たそうな私の外見のお陰か，反対意見を言われることはなかった。
【第３位】「胆嚢腫瘍？」
8月にやった人間ドックの結果，「胆嚢結石」「胆嚢腺筋腫症」「胆嚢腫瘍疑」と診断されてしまった。胆石はすでにわかっていたことだが，「腺筋腫症」って何？「胆嚢腫瘍」って，癌ってこと？再検査の結果，「腺筋症」とのこと。経過を観察すればいいそうだ。年に1回はエコーかMRIを受けるとしよう。
【第４位】「Steffen Kuhnlaの弓を購入」
今までコントラバスを弾くのにフランス式の弓を使っていたが，吹奏楽で特にポップスを演奏する時にはドイツ式の弓の方が都合がいいことが多いので，ドイツ式のいい弓を買うことにした。予算は20万円。東京にある弦楽器の山本さんに行って，10本近く弓を紹介してもらい，弾き比べてみた。その中に，この弓があった。山本さんのホームページを見てこの弓があることは知っていたし，定価が28万円だということも知っていた。予算を8万円も上回るのでは手が出ない。ところが，弾いてみると，他の弓で弾いた時とは次元が違うほど楽器がよく鳴った。思わず，「これ，いくらになりますか？」と聞いてしまった。2割引で，22万4000円。予算オーバーの2万4000円という金額は，その弓が出す音を考えると清水の舞台ほど高くはなく，ためらいなく飛び降りてしまった。開店直後に行ったため，「今日の口開けだから22万でいいですよ」ということで，22万でいただいてきた。いまだにその弓を手にすると，心の中でニンマリしてしまう。コントラバスを弾きたくてたまらない気分にさせてくれる弓。
【第５位】「東京ディズニーシーで演奏」
昨年，雨のために幻となってしまった島響のTDRでの演奏。今年もオーディションから再チャレンジ。とうとう，東京ディズニーシーのドックサイドステージで演奏することができた。
【第６位】「息子も吹奏楽部へ」
今年，息子が中学入学。勧めたわけではなかったのだが，吹奏楽部へ入ってくれた。もちろん，パートは，家で父ちゃんに教えてもらえるからということでコントラバスになった。
【第７位】「光ケーブル導入」
わが家はマルチメディア配線というのがやってあって，ISDNの回線がTAを通って，各部屋の壁にあるモジュラージャックに分配されている。そのTAが，4月に壊れてしまった。それを期に，ISDNをやめてフレッツ光を入れることにした。さすがに100Mbpsは速い。電話も，ひかり電話にした。私がネットワーク（最初はパソコン通信，今はインターネット）を始めた時は，通信速度は300bpsだった。300Mbpsでも300Kbpsでもない。ただの「さんびゃくビーピーエス」だ。それが，あれよあれよと言う間に速度が上がっていき，「メガ」という単位で測るのが当たり前になってしまった。いつの世も同じなのだろうが，インターネットが普及していろいろな人がネットワークを利用するようになって，昔のように善意を前提にネットワーキングをすることができなくなってしまった。本来，インターネットは善意のみに支えられていたはずなのに。
【第8位】「iPod購入」
音楽が趣味だと言いながら，私はそれほど音楽を聴くほうではない。音楽は聴くものではなく演奏するものだと思っているからだ。でも，やっぱりいい演奏をするためにはいい演奏を聴いて勉強する必要があるわけで，そのために1月にiPod nanoを購入した。吹奏楽のCDだけでなく，サザンやユーミンやジャニス・イアンなども入れたりして，ほとんどいっぱいになっている。
【第９位】「MPV，大手術」
3月に，市民会館の楽屋口で愛車MPVの側面を壁にこすってへこませてしまった。多少のへこみは気にしない私でも，さすがに修理しようと思うほどの大きな傷だった。MAZDAに修理を依頼。想像以上に傷が深く，修理に1ヶ月ほどかかってしまった。お陰で，今年の家庭訪問は，代車の軽ワゴンでまわることになった。車が小さくて，細い道でも困らなかったのは，人間万事塞翁が馬……？
【第10位】「H中吹奏楽部定期演奏会」
H中を離れて2年目になるのだが，今年もH中吹奏楽部定期演奏会に出させてもらった。顧問のO先生が，いろいろと気を遣ってくださって，私も顧問の1人であるかのようにしてくださっている。来年度，私はH中吹奏楽部顧問に戻れるのだろうか。今担任している子の母親に，「保護者はみんな，先生は子どもたち（現小学６年生）といっしょにH中へ行くんだと思ってますよ」と言われたが，実際にはまだ何の見通しも立ってはいない。来年度も小学校に勤めているかもしれないし，他の中学に異動するのかもしれないのだ。
【番外】「私もおじいちゃん」
私の姪に，子どもが産まれた。私の妹の孫だ。ということは，その子が私を呼ぶ時には，やっぱり「おじいちゃん」なんだろうなあ。「おばあちゃん」の兄だもんなあ。私もおじいいちゃんか……。
以上，思いついたものをあげた。これ以外にも，いろいろなできごとがあったし，いろいろな物を買った。
なんだかんだ言いながらも，幸せな1年間だったのだろう。
来年も，幸せに暮らせますように。
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