April 20, 2008
パーカッションアンサンブル静岡
たまには，早い時間にブログを書いて，早寝をするとしよう。今日は，グランシップへパーカッションアンサンブル静岡のコンサートを聴きに行ってきた。Ｒ中のパーカッションのレッスンをお願いしている先生もメンバーに入っているので，聴きに行ってきたのだ。
２曲目は，リストの「ラ・カンパネラ」。私ぐらいの年齢だと，宇津井健，水谷豊のあのドラマを思い出してしまう。この曲を，ビブラフォン４台とグロッケンで演奏した。音は，まるでアンティークオルゴールのよう。でも，アンティークオルゴールと違って，演奏の精度ははるかに高いし，もちろんピッチの精度も高く，なんとも言えないサウンドを創り出していた。煌めくような，というか，う〜ん，あのサウンドを表現する日本語を知らない。日本語以外は，もっと知らない。
３曲目の「タンバリンのためのファンファーレ」もよかった。６つのタンバリンに，タムタムが少し入った編成だったのだけど，タンバリンだけであんなに豊かな表現ができるとは。ああいうのをアンコンでやったら，どういう評価を受けるのだろうか。
そのほか，パーカッションだけで演奏された「くるみ割り人形組曲」もよかった。先週の島響の定演でやった曲なので，なおさら興味深く聴けた。アンコールの「剣の舞」もエキサイティングでよかった。
マリンバという楽器は，ずいぶん幻想的な音のする楽器だなあと思う。起源については定説はないらしいが，アフリカで生まれた楽器ではないかと考えられているらしい。
よく，アニメなどで神様が登場するシーンにはパイプオルガンのＢＧＭが流れる。実際に，教会にはオルガンが欠かせない。
でも，神様に一番近い所にいる楽器は，実はパーカッションなのかもしれない。
そんなことを感じさせるコンサートだった。
コンサートが午後からだったので，午前中から家内，娘と静岡にでかけた。私は，仕事で着るビジネススーツを買うため。青○とかだと安くていいのだが，黒とねずみ色しかないので買う気にならないのだ。
で，丸井，伊勢丹，松坂屋と見て回ったのだけど，イマイチ。やっぱり黒とねずみ色ばかりだし，たまに「あ，これなかなかいいなあ」と思うものがあっても，値札を見ると２０万円近い金額が書いてあったりする。
やっぱり青○でいいかと思ったのだが，見て回っている時にタキシードが展示してあるのが目についた。そう言えば，コンクールでこういうのを着ている人がいるなあ。私は，ただ礼服の中にウィングカラーのワイシャツを着て蝶ネクタイをしているだけだ。でも，こういうのを買っても，年に何回も着るわけではないからけっこう高くついてしまう。
そんなことを考えていたら，家内が，「まだ何回かステージに上がるんだから，今のうちに買えば？」と言ってくれた。それもそうだ。後になればなるほど買いにくくなる。それに，今年は普門館で振ることになるかもしれないし，思い切って買っておくか。
ということで，買ってしまった。キャンペーン期間が終了しているが，キャンペーン価格でいいということで，サスペンダーと腹巻き（本当は，何て呼ぶのだろう？）が無料でついてきた。
今年のコンクールは，これを着て振ることにしよう。
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