June 29, 2008
ＦＨ高校音楽部定期演奏会
私の母校でもあるＦＨ高校音楽部の第４６回定期演奏会に行ってきた。私が高校３年生のときに第１４回だったから，もう３２年も経ってしまったのか。高校を卒業してからも第１７回までは定演に行っていたと思う。ということは，２９年ぶりの定演ということになる。
私が３年生の時には３学年合わせて３３名しかいなかったから，ずいぶん人数は増えた。でも，あの頃と変わっていないこともいくつかあった。
第１部がクラシック＆オリジナル，第２部がジャズ，第３部がポップスという３部構成は，私が言い出したことだった。第１３回までは，第１部がオリジナル，第２部がジャズ，第３部がポップス，第４部がクラシックという４部構成だったのだ。最後に壮大なクラシックを演奏して，「ブラボー」「アンコール」といくわけだ。それを，長すぎるからと言って３部構成にしたのが，私の学年だった。夏の合宿の夜にミーティングをやって，みんなで話し合った覚えがある。
第２部のジャズを演奏するバンドには，「East Campus Harmonic Orchestra」頭文字をとって「ECHO」という名前がついている。この名前を付けたのも，私たちの学年だった。「ECHO」のデビューは，第１４回定演なのだ。
プログラムの終わりの方に，部員が好き勝手に寄せ書きをする「雑音」というページがあるのは，第１４回より前からやっていた。
第１部では，今年のコンクールの課題曲「晴天の風」も演奏された。Ｒ中もコンクールで演奏する曲だ。
マーチに限ったことではないが，中高生が演奏すると，一つ一つの音が余韻の無い音になってしまうことがよくある。「棒吹き」とでも言えばいいのだろうか。サステインをまったくかけない電子キーボードのような音。音を文字で表すのは難しいのだけど，「晴天の風」で言えば，「タタタータータタータータータタタターターターーターーターーー」という吹き方。文字じゃ，どんな旋律かわからないな。第１主題の最後の部分なんだけど。
本当は，ちゃんと余韻を残して，「タタタンターラタンタンタンタタタタンタンターンターンターーン」と演奏しなくてはいけないと思うのだ。実際，プロの参考演奏を聴くと，ちゃんとそう演奏している。
今日のＦＨ高の演奏も棒吹きになっていた。ミュージコ吹奏楽フェスティバルでも，課題曲のマーチを演奏した学校がいくつかあったが，どの学校も例外なく棒吹きだった。
Ｒ中のように，３０人そこそこしかいないバンドがコンクールでいい成績を収めようと思ったら，こういうところが勝負のかけどころになるのかもしれない。
Comments
般若:
なんか、もぐらさんと似ているなあ
今も続く、S高校の吹奏楽団の略称SWIMC
ブラスバンドというのがいやで、作り出した造語
それで、バッジもつくった。
原案はみんなで出し合い、私の案が基本的に採用。バッジ屋さんに交渉して作成。
ぜんぶ生徒がやりました。
そのバッジがいまも続いています。
今も続く、S高校の吹奏楽団の略称SWIMC
ブラスバンドというのがいやで、作り出した造語
それで、バッジもつくった。
原案はみんなで出し合い、私の案が基本的に採用。バッジ屋さんに交渉して作成。
ぜんぶ生徒がやりました。
そのバッジがいまも続いています。
(June 30, 2008 07:03 P)
