October 31, 2010
文字認識
Insig Infomation社が販売しているiPhoneAppの「CamScanner+」というアプリを手に入れた。これが，すごい。
こういうソフトがないかなあと，かねてから思っていたのだ。
今までも，記録しておきたい書類とか黒板に書いたものを，iPhoneのカメラで撮影していた。iPhoneを使う前から，携帯電話のカメラでメモる習慣はあった。
でも，印刷物を撮影すると，真上から撮影しない限り紙が台形になってしまうし，読めるように写すためにはある程度の接写が必要で，ストロボがついていないiPhoneでは，自分の影で書類が暗くなってしまうのだ。iPhone4ならストロボがついているけれど。
このCamScanner+は，撮影したあと，台形が長方形になるように補正し，さらにコントラストを上げて白と黒の違いをはっきりさせて，文字がくっきり読めるようにレタッチしてくれる。まさにスキャナとして働いてくれるのだ。
今までは，職員会議の議案書から必要なページをはずしたりコピーしたりしていたが，これならCamScanner+で取り込んでおけば大丈夫だ。
無料版と有料版があるが，違いがよくわからない。無料版の画面には広告が表示されているぐらいか。
でも，気に入ったソフトには対価を支払う主義なので，600円払った。
このInsig Infomation社がAppストアに登録しているもう一つのアプリが，CamCardだ，名刺をiPhoneのカメラで撮影して管理しようというアプリ。同様のアプリは，他にもいくつかある。
試しに，無料版をダウロードして使ってみた。
これはすごい。
名刺を何気なく撮影するだけで，その写真から文字を認識して，氏名，住所，電話番号，会社名，メールアドレスなどを読み込んでくれる。そして，それはそのままアドレスブックに保存できる。
名刺もいろいろ洒落たデザインがあるので，認識率100%とはいかないが，これだけ認識できれば十分だろう。
高速道路のインターチェンジでチケットを受け取ると，チケットに打ち込まれた番号の下２桁が自分の車のナンバーの下２桁になっている。ゲートにカメラらしきものがあるが，通り過ぎる車のナンバーを読み取って，その数字を認識するなんてすごいと思っていた。
でも，iPhoneのカメラで無造作に撮影した写真からこれだけの文字を認識してしまうのだから，ナンバープレートのように書式が決まっているものから数字を２つ認識するぐらい，わけないことなのだろう。
あ，このCamCard，私の仕事ではあまり名刺を使わないので，このAppは有料版には手を出していない。1,700円もするんだもん。
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