May 29, 2005
ミュージコ吹奏楽フェスティバル
今日は，ミュージコ吹奏楽フェスティバルがあった。私自身は，午前中に島響のメンバーとして出演。
午後は，3月まで私が顧問をしていたH中学吹奏楽部と，娘が入っているN中学吹奏楽部の演奏がある。
まずは，H中学吹奏楽部の演奏。
わずか15人での出演。参加団体の中で一番人数が少ないじゃないかと思っていたら，そのあとのアンサンブルは14人だった。
演奏前は，いろいろな妄想が頭を駆けめぐった。ピッチがめちゃくちゃだったらどうしよう。リズムがぐちゃぐちゃだったらどうしよう。ソロがこけたらどうしよう。
始まってみると，ピッチのずれは気になったものの，全体としては15人とは思えないような豊かな響きがしていた。曲がいいのか，生徒たちがいいのか。
どちらにしても，コンクールまであと2ヶ月あるのだから，これなら鍛えがいがあるというものだ。大きな可能性を感じる演奏だった。
課題だなあと思ったのは，ピッチを合わせること。チューニングできちんと合わせたつもりでも，実際に演奏するとなると音程がうわずったりすることもある。曲の中で，ひとつひとつピッチを確認したいものだ。
もっと気になったのは，リズムのずれ。定規を使って直線を引こうとしたら，定規が動いてしまって線が曲がってしまったというような感じのずれ（どんなずれだ？）が何回もあった。
それから，フレーズ感が乏しいこと。ブレスによって，曲が完全に止まってしまっている。ピッチのことも考えると，もっと息を入れて音を出せるようになりたいな。
でも，ほめてあげていい演奏だったと思う。コンクールが，とても楽しみになってきた。
N中学校吹奏楽部の方は，さすがに気迫のこもった迫力のある演奏だった。
最大の課題は，ピッチかな。リハーサル室でチューニングをしているときには，ちょっと驚くほどピッチがずれていた。チューニングの時に，猫が体をすり寄せてくるような感じで音を出しても意味がないと思うのだ。実際に演奏するときのように息を入れなくては，本当のピッチを合わせたことにはならないだろう。
ま，そのあたりは，顧問のN先生が十分にわかっておられることなので，N中はさらにレベルを上げることだろう。
今年のミュージコも，心から楽しむことができた。
とても大きな意義のあるフェスティバルだと思うので，これからもずっと続けてほしいものだ。
Comments
No comments yet
